リバランス・・・・基本資産配分へのバランス修正

リバランス

資産運用では、資産配分の構築、維持が必須です。
運用当初に構築した配分も資産の増減により崩れます。
その際に必要なのが、資産配分の修正です。これをリバランスと言います。
資産運用にリバランスという一つの基準を設けておくことで、市場に左右されないメンテナンスが可能になります。また、このリバランスは、高い資産を売却し、安い資産を買うという「高く売り、安く買う」を感情に左右されず、システマティック行うことができます。
しかし、ひとつ忘れてならないものは、リバランスは資産の一部を売却・購入するということです。
つまり、コストがかかります。
売却時には、信託財産留保額および運用益に対する税金。
購入時には、購入手数料
とくに売却時の税金は、大きなデメリットではないかと考える方も少なくありません
「こんなことを繰り返していたら、手数料と税金で資産が殖えない!」と思われますが、実際にはそれほど心配するようなコストにはならないのです。
勘違いし易いのですが、売却時の税金について、売却分の全額に税金がかかると思われがちですが、実際にかかる税金は売却分から元本を差し引いた利益に対して税金がかかるのです。 (下図参照)

手数料2% 財産留保額なしの投資信託の場合
売却時の利益にかかる税金
売却分の割合
120万÷720万×100=16,7%
売却分の利益(課税される金額)
220万×16.7%=367,400円
売却にかかる税金
367,400×10%=36,740円 ・・ ①
購入時にかかる販売手数料
購入の手数料
120万×2%=24,000円 ・・ ②
リバランスにかかる費用 ① + ②
36,740+24,000=60,740円
リバランス費用の割合
60,740÷1200万×100=0.506%

信託報酬を1%以下に抑えたポートフォリオであれば、仮に、毎年リバランスを行っても、
金融機関おすすめバランスファンドよりも低コストになる。