選択する商品によって運用結果はどのくらい違いますか。

確定拠出年金は、まず商品を選び、複数の商品を選択する場合はそれぞれの配分を決定します。

元本確保型商品として、定期預金(1年・3年)や、生命保険会社による有期利率保証型確定拠出年金保険(5年・10年)、その他にも損害保険会社の確定拠出年金障害保険などがあります。
全額を定期預金で積み立てるという選択肢もありますが、定期預金は昨今の低金利によりあまりリターンを期待できません。よって、確定拠出年金のメリットでもある 「収益に対しての非課税」をあまり受けられません。資産を殖やす目的を考えると、変動があったとしても投資信託が選択肢に入ってくるでしょう。

では、選択する商品によって、どのくらい結果が異なるのでしょうか。
毎月1万円を30年間、積立投資する場合を考えてみます。投資総額は1万円✕12ヶ月✕30年=360万円です。
0.01%なら約360万5千円、1.00%なら約420万円、5.00%なら約836万円となります。
0.01%だとほぼ変わらず、1.00%だと1.17倍、5.00%だと2.32倍に増えることになります。

もう一つ、運用利回りの差による将来の資産残高の違いを知る方法として「72の法則」があります。
72の法則とは、元金が2倍になるために必要な年数を割り出すための複利の法則です (計算は下記のとおりです。72÷運用利回り(%)=投資期間(年数)) 。
この法則にしたがって計算すると、運用利回りが7%であれば元金はおよそ10年で倍になりますが、0.1%だと720年かかります。

利回りと投資期間の複利効果によって、結果が大きく異なることが分かると思います。
この確定拠出年金で確実に資産形成をしていくためにも、どの商品を選ぶかはとても重要です。 どのくらいのリスクリターンを取るかは個人によるところですが、 確定拠出年金の目的が何で、どのくらいの利回りが必要になってくるのかを逆算すれば、商品の選択がしやすくなると思います。