FPブレーンの「企業型確定拠出年金の導入相談窓口」

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確定拠出年金の運用商品にはどのようなものがある?
選ぶ時のポイントは?

まず、大きく二つに分けて「元本確保型」と「元本変動型」があります。

「元本確保型」というのは、定期預金や保険のことです。
元本は確保されていますが、資産が大きく増えることはありません。

「元本変動型」というのは、主に投資信託のことで、元本を大きく増やす可能性もありますが、逆に元本割れしてしまうリスクもあります。

この他、公社債・株式なども取り扱いがあります。
非常に悩ましいのが、どうやって商品を選ぶのか・・ということだと思います。

商品を選ぶときにとても大事なのが、ご自身のリスク許容度を考える、ということです。

運用は長期であればあるほど負けにくい傾向にあります。
なぜなら、運用は複利で運用をしていますし、世界の成長が続く限り株式は上昇するからです。制度上、確定拠出年金は60歳まで引き出すことができず長期の運用となるため、投資との相性もいいと感じています。

しかし、ITバブルやリーマンショック等、マーケット環境は政治・経済等の状況によって時には大きく下振れることがありました。そんな時には保有している投資信託の商品も大きく値下がりする可能性があります。

マーケットが悪い時に同じ商品を持ち続けることが出来るかどうかは、人それぞれの性格にもよります。ですから、ご自身のリスク許容度を、商品の過去の値動きなどを見る等して、運用のイメージをしながら商品を選ぶと良いでしょう。

また商品は1つでなくても構いません。複数の運用商品を選ぶことも出来ますし、随時割合を変更することも出来ます。
スイッチングと言い、運用途中に商品を変更することも可能で、その際の手数料はかかりません。(一部投資信託により信託財産留保額というものがかかる場合があります。)
 

ポイントは、運用期間が長期であるということを前提に、長い目で投資を考えることだと思います。
「ご自身はどれくらいリスク(変動)を容認できるのか」
「将来のためにどのくらい資金を作りたくて、どのくらい増やしたいか」
ライフプランに合わせて、確定拠出年金の活用方法を考え、商品を選ぶといいと思います。
 

 

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