どこの金融機関で始めても一緒?金融機関を選ぶメリットとは。

「どこの金融機関で始めても大して変わらないんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかも
しれません。
ですが、実は金融機関(運営管理機関)によって扱う商品も異なれば、管理手数料も異なります。
本日は、金融機関を選ぶ"理由"をお伝えします

まず、確定拠出年金は企業型と個人型がありますね。
企業型の確定拠出年金の場合、予め取扱い金融機関が決まっているので、金融機関を選ぶことが
できません。

一方で、個人型の方は数ある金融機関の中からご自身にあったところを選ぶことができます。
今回は個人型の加入で金融機関を選ぶ際のポイントをお話させていただきます。

まず、金融機関を選ぶ際には、気になる金融機関の資料をいくつか請求する等してよく検討をして
から決めることをお薦めします。
なぜなら、一度金融機関を決めると、金融機関を変更する際に時間とコストがかかるからです。


さて、金融機関を選ぶ際のポイントがいくつかあります。
まず1つ目は、管理費用です。
金融機関によっては、管理手数料が0円のところもありますし、月々500円かかるところもあります。
一見すると大した金額ではないようなんですが、1年、5年、10年で考えるとそれなりの金額になる
ので、管理手数料が安いところが良いでしょう。

二つ目に、商品のラインナップです。
実は商品ラインナップというのは管理手数料と同じくらい重要です
拠出をする際に投資する商品を選ばなければならないので、資産を殖やしたいと思って
いる方にとって、いい商品が揃っていることがとても重要だと思います。

個人で商品の選別をするというのはなかなか難しいかもしれません。
(商品の選び方については、別の記事で書きましたのでこちらでご覧下さい。)
ですが、投資信託を選ぶ際に1つ指標となるのが、信託報酬です。

信託報酬は運用資産の残高に対して0.1%のものから高いものだと3%近いものまであります。
この信託報酬というのは実績の良し悪しに関わらず必ずかかるランニングコストになります。
よって同じ投資対象であれば安い方を扱っている金融機関を選ぶべきです。

但し、信託報酬が高いものというのはそれなりのコスト(人件費や管理費等)がかかっているという
意味でもあるので、一概に高いから悪い投資信託とも言えないのが本音です。

最後にiDecoを始める際の手続きの流れをお伝えします。主に2つ方法があります。
1つ目は、店頭の金融機関(銀行や証券会社)へ出向いて手続きをする方法です。
金融機関によっては、iDecoにあまり力を入れておらず、簡単な説明はするけれど手続きは自分で
して下さい、という扱いであることも多いです。

2つ目に、ネット証券HPなどネット経由で申し込みをする方法です。
ネット証券の場合、ネット上でiDecoに関するあらゆる情報を提供しているので、お客様にはそこで
情報を収集してもらい、あとは申込書類を請求してくださいというような流れになっているようです。

次に、個人が既にiDecoに加入をしていて、金融機関を変更する際の手続きについてお伝えします。
金融機関の変更に時間とコストがかかると書きましたが、手続き自体はそんなに難しいことはなく、
新しい金融機関に届け(加入者等運営管理機関変更届)を出せば、自動的に変更手続きが完了します
但し、金融機関によっては移管手数料として 移管の際に4,000円程度発生する金融機関もある他、
口座の移管まで約2か月程かかる可能性がある為、その間は拠出も運用指図も出来ませんのでご留意
ください。

先にお伝えしたように、企業型の場合は金融機関を変更することが難しく、導入している運営管理
期間を利用する他ありません。
しかし、企業でiDecoへの同時加入を認めている場合、企業型では拠出せず、iDecoで金融機関を選び
拠出限度額の範囲で自由に運用することが可能です。(企業型の場合、管理費用が会社持ちになりま
すが、個人型の場合個人の負担になりますのでご注意ください)

ご自身にあった金融機関を見つけましょう。